2026年08月23日
ペルシャ絨毯に関する考察 vol3 アルデビル産ペルシャ絨毯について
アルデビルはイラン北西部の小都市。
ペルシャ絨毯において「アルデビル」といえば
サファビー朝の開祖シェイフ・サフィ・アルディンが葬られているアルデビル廟に置かれていた歴史的大作(現在はヴィクトリアアルバートミュージアムに収蔵されています)が有名ですが、市場に流通しているアルデビル産絨毯はカフカス山脈に近い地域柄、直線的、幾何学的な文様を多用したコーカサス絨毯の意匠が深く影響しています。
都市部の工房で下絵通りに制作される絨毯と異なり、アルデビル産の絨毯は集落の女性の織り子さんの自由な感性によって製作される部族絨毯の要素が強く感じられます。結びはトルコ結び、縦糸は2本の縦糸が45度ほどずれて重なる「ニムルールバフト」によるものが多く、市場におけるイメージで表現すれば「ペルシャ絨毯」と「トライバルラグ」の中間に位置するような雰囲気を持った絨毯と言えるかと思います。
ミニマムなイメージのお部屋のアクセントとしても、無垢材を多用した椅子、ソファの引き立て役としてもインテリアに取り入れやすく、「ファーストペルシャ絨毯」としてもおすすめです。
現在当店にはリビングサイズ2枚と玄関サイズ1枚の展示がございます。



サイズ196×145cm
制作1970年頃
詳しい画像はこちらをクリックくださいませ。




サイズ205×152cm
制作1970年頃
詳しい画像はこちらをクリックくださいませ。

ボーダー、サブボーダーを比較してみました。
同年代に制作されたと思われるピースでも織りの細かさ、文様にそれぞれの
キャラクターが感じられますね。

裏側を比較。。。
玄関サイズは、、、

サイズ104×68cm
制作1980年頃
詳しい画像はこちらをクリックくださいませ。
以前、売約済となりましたアルデビル産の絨毯達です。
どれも素晴らしい絨毯でした。。
ご参考までにリンクを貼らせて頂きます。
ぜひ当店にてアルデビル産ペルシャ絨毯をご覧くださいませ。
ご来店お待ちしております。












