2009年07月10日

Difference makes the world

私、個人的にグッドイヤーやマッケイのしっかりとした靴が大好きで、
東京での会社員時代に、グリーン、ロブ、オールデンなどを
背伸びして買い求め、いろいろと失敗もしながら現在に至っております。

評価の高いメーカーの中で、自分(自分の持っている服)には合わない為、
今後も買うことはありませんが「見る」ことを楽しめる靴。
それがパリに拠点を置くベルルッティーです。

ベルルッティーは1895年にパリで初代アレッサンドロにより創設
現在は四代目のオルガベルルッティー女史が運営されています。
上の画像が代表モデルの「アンディー」その名の通り
アンディーウォーホールが愛用した靴として有名です。

ベルルッティーといえばベネチアンレザー(独自の技術で生みだされる
柔らかく、色付けに適した皮)が代名詞として有名ですが、
ベルルッティーの面白い催しとして「パティーヌの集い」が挙げられます。
パティーヌの会というのは正確な訳かどうかは分かりませんが「靴磨き」の会
のようなもので、ブーブグリコを最後の仕上げの為に
使用することでも有名です。


まずはシュークリームを若干の水を使いまんべんなく伸ばし、
磨きこみます。


そして最後の輝きを与えるためクロスにブーブグリコをつけ磨きます。

独特の輝きと薫りが漂います。

先日、とあるお店のワインと靴に詳しいオーナーさんと
パティーヌの会の話をしていたのですが

そのオーナーさんいわく
「僕の靴はイギリス製なので、イギリスのスコッチで磨いたりしますよ」
とのことでした・・・??
(暑い日に、燃えないか心配になりましたが自己責任ですので
何も申しませんが・・・ただこういう「こだわり」を持っている方ナイスです)

今回のタイトル「differnce makes the world」は
ファーストフード、ファストファッション全盛の今だからこそ、
世の中の流れになんでも流されずに何かに自分なりに
「こだわり」や「ポリシー」を持つことが、人生を自分らしく楽しむのに
必要なのではと思いつけてみました。(うまくまとまらず)

2009年07月10日 | Posted in Blog, その他 | | Comments Closed 

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